琉球舞踊は「古典舞踊」「雑踊り」「創作舞踊」の三種類に分類される。琉球王国時代、国王の戴冠式の際に中国皇帝から国王に任命する辞令書を携えて来琉する冊封使さっぽうし(中国皇帝の名代)を歓待する為に創作された古典舞踊(御冠うかん船せん踊おどり)、明治以降~昭和初期に誕生した雑踊り、そして戦後新しく生まれ現在も様々な舞踊家によって創作される創作踊りがある。踊り手は、舞台の左手から入場し中央で演舞をする。テーマは生活や愛、豊作を祝うもので、衣装や小道具にも注目である。内容の豊かさと格式の高さにより、2009年9月に国の重要無形文化財に指定された日本を代表する沖縄芸能である。
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